取扱事案

契約トラブル

 さまざまな企業活動や住居の賃貸借契約、売買契約、消費貸借契約などの通常の契約一般からいわゆる詐欺的なマルチ契約、強引な勧誘やデート商法などの悪質な不当な契約など、社会生活を営む上では様々な契約関係が存在します。
 そして、その多くの契約関係においては、さまざまなトラブルが発生することも事実です。

 

 契約トラブルの多くは、契約の前提となっている事実関係(利害関係)に対する当事者お互いの認識の違いや、契約の文言に対するお互いの解釈の違いなどによるものであることがほとんどです。

1 契約トラブルを防止するために

 契約とは一般的には契約書を作成することにより締結するものですが、契約書の内容はときとして複雑で細かく、一見してその意味や趣旨を理解することが難しいものも含まれています。
 特に、取引の相手方との力関係によっては、知らず知らずのうちに不利な契約内容とされてしまっていたり、契約内容それ自体は特に不利なものではなくてもその先に予想される展開として非常に不利な結果を招きかねないような契約内容となっていることもよくあることです。
 そのようなリスクを避けるために、弁護士により契約書のチェックを行い、あなたが考えている内容と契約書の記載とがキチンと一致しているかどうかを確認することは、とても大切なことといえるでしょう。

 また、現実の力関係を盾に取り無茶な契約締結を求められている場合でも、いったん契約を締結してしまうとよほどの事情がない限りその契約を無効なものとすることはできません。
 そのような場合には、あなたにとって不利な契約内容とならないように、弁護士が契約に立ち会い、あるいはあなたの代理人として相手方と契約についての交渉を行うことが有用です。

 当事務所では、入念な聞き取りにより依頼者の真意を確認し、硬軟織り交ぜた柔軟な交渉により依頼者な有利な契約締結を図ります。

2 起きてしまった契約トラブルを解決するために

 契約関係についてトラブルが発生した場合には、最終的には裁判所が「どのような契約が締結されたと認められるのか」という判断を下し、当事者はその判断に従うことになります。

 そこで、契約トラブルを早期に解決するためには、問題となっている契約トラブルについて、前提となる事実関係(利害関係)、契約の文言、それらに対する当事者双方の考え方など、訴訟となった場合に裁判所が判断材料とする情報を収集し、訴訟となった場合に裁判所が下すであろう判決の見通しをできる限り正確に見立て、それにより採るべき最善の方策を検討することがとても大切です。

 多くの方には自分の認識が正しいのか、自分の解釈が正しいのかということを客観的に判断することは困難です。自分に認識や解釈が正しいと信じているからこそ相手方とトラブルになっているのだから、当たり前と言えば当たり前のことでしょう。
 しかし、そのような客観的な立場からの検討を欠いた主観的な考え方だけに各種契約トラブルへの対応を決めることはとても危険であり、場合によっては損害を拡大させ、傷口を広げる結果となるおそれもあります。

 あなたの抱えている契約トラブルをより良い方法で解決するために、一度弁護士に相談して客観的な見地からの検討をしてみませんか。