2015/12/24 刑事事件
刑事事件
ご相談者は駐車中の複数の自動車に傷をつけるという器物損壊行為により逮捕された方のご家族でした。
当職はご相談者から事情をお聞きするとともに、同日中に警察署に接見に行き、直接本人から詳しい事情を聞き取りました。
その後、本人が精神的に疲弊していたために、適宜接見を重ね、弁護活動の状況を説明するなどして安心感と精神的な支えを与えるとともに、安易に取調官に迎合しないようにアドバイスを行いました。
また、同時並行する形で被害者と示談についての協議を進め、すべての被害者と示談を成立させ、示談書を作成しました。
示談書を検察官に提出することにより、検察官は起訴の必要性は無いものと判断し、本件は無事不起訴処分となりました。