2018/04/07 刑事事件
大麻取締法違反罪の弁護活動
依頼者は親族が大麻取締法違反の罪で逮捕拘留されているという方でした。
当職は依頼を受けてすぐに接見に向い、本人から詳しく事情を聞き取りを行いました。
その結果、大麻取締法違反のほう助となりうる事案ではあるものの、関与の度合いが小さいため検察官の判断により起訴猶予相当として不起訴処分を得ることも十分可能だとの結論に達しました。
そこで、本人に対し①やったことは正直かつ正確に話すようにアドバイスするとともに②警察官や検察官に迎合してやってもいないことや、誇張した話はしないように具体的なアドバイスを行い、かつ③接見を繰り返すことで精神的な支援を行い本人が疲弊しないように努め、④釈放後の社会復帰のための道筋の整理のために人的資源となる人との協議を重ねました。
その結果、検察官から不起訴処分の判断を得ることが出来、本人は起訴されることなく社会復帰を果たしました。