2016/11/30 離婚・男女トラブル
DV被害からの離婚
相談者は夫からDV被害を受けており、離婚を考えているという女性でした。
当職が事実関係を確認すると、夫からのDV被害は紛れもない事実であり、かつ夫はそのことを恥じたり悔いているという様子のないものでした。
そこで、当職は相談者に①まずは身を守るための具体的かつ直ちに行うべき行動をアドバイスするとともに、②相談者の心身の安全が確保された後に夫に対して内容証明郵便でDV被害について通告を行い、その後③警察への被害届と同時に離婚を求める文書を夫に送付しました。
最終的に夫は離婚を受け入れ、子供の親権・慰謝料の支払いなどにも応じる内容の示談が成立し、無事に協議離婚が成立しました。
解決までおよそ2カ月程度を要した事案でした。