弁護士雑感

2025/04/14 弁護士雑感

【弁護士雑感】2025年4月1日入所弁護士からのご挨拶

本年4月から橋下綜合法律事務所に入所しました弁護士の杉山幸太郎です。

 

当事務所には名前に特徴がある弁護士が多く所属しており、私は、氏・名ともに一般的であるため、改名によりミドルネームを付そうかと検討しているところであります。

 

もっとも、日本の法律では、氏名の変更によりミドルネームを付する「正当な理由」を家庭裁判所に認めてもらう必要があるようで、上記の理由を裁判所に述べるのは恐れ多いため、差し控えておきます。

 

少し、自身の経歴についてご紹介させていただきます。

 

私は、現在(令和7年4月)、独立リーグに加盟している球団に選手として所属しており、野球選手としてもプレーしております。

 

大学1年次に野球を辞めた際、弁護士を目指して法律の勉強を始めましたが、野球の楽しさ、素晴らしさを再発見し、司法試験合格後に本格的に選手として復帰いたしました。

 

私の思う野球の素晴らしい点は、個々のプレーの集結により団体競技の躰を成しているに過ぎないのに、そんなことを感じさせないほどにチームの勝利が喜ばしい点です。

 

野球のプレーは、一つ一つ区切られており、チームメイトとの意思の疎通が不可欠なプレーはほとんどありません。選手が各々、自身にとっていい結果となるように、するべきプレーをすれば勝利が近づくのです。

そのような仕組みであれば、自身の結果が良ければ、チームの勝敗は二の次に思えるかもしれません。ですが、チームが勝つことは、自分の結果が良かったことと同等か、それ以上に喜びを感じるものです。

 

このことは、弁護士と依頼者との関係に似ているかもしれません。

 

1つの事件や案件について、依頼者は弁護士を信頼し、弁護士は依頼者のためにするべきことをし、共に依頼者にとって良い結果をもたらそうとする。

そして、弁護士には、自身の業務内容やその過程が上手くいくことよりも、依頼者にとって良い結果がもたらされること(=勝利)が一番の喜びであります。

 

依頼者にとっての勝利を得られるよう、日々の業務に励んで参ります。

 

<弁護士 杉山 幸太郎>

 

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