2016/08/26 契約トラブル
横領に関するトラブル
依頼者は証券会社を通じて株式投資を行っている個人でしたが、証券会社担当者が依頼者の財産を横領したのではないかと危惧してご相談に来られました。
当職が詳しくお話をお伺いしたところ、依頼者の危惧は単なる不安や思い込みを超えた現実性のあるものであったことから、当職はまずは事実関係の調査の依頼を受けて関係機関に調査を開始しました。
その結果、依頼者のご不安通り、およそ1億円近い金額が不法に領得されていた可能性が非常に高いことが明らかとなりました。
これを受けて当職は当該証券会社担当者及び証券会社に示談交渉を申し込み、相手方代理人と弁護士と協議を重ねた結果、横領額全額に相当する金額を回収することが出来ました。
最初のご相談から解決まで、およそ4カ月ほどを要した事案でした。