債務整理

2015/12/28 債務整理

破産について

 依頼者様は、ご自身が代表取締役を務める会社の債務について連帯保証をしていたところ、近年、会社の経営状況が非常に悪くなり、「このまま会社経営を続けても、弁済の見通しが全くつかないので、どうすれば良いか教えて欲しい。」との内容でご相談に来られました。

 まず、当事務所で依頼者様の財産状況を精査し、その結果、依頼者様の会社及び依頼者様の収入状況では、今後債務を全額弁済することは凡そ不可能な状況にあると考えられたことから、依頼者様には「破産手続き」の内容についてご説明を差上げ、それに同意頂き、迅速に破産手続きに移行しました。

 債権者の内の数名の方からは、弁済を続けるよう強く督促がありましたが、当事務所から債権者の方々に対して、依頼者様の収入状況と債務の総額について丁寧に説明し、ご納得頂いた上で、無事に破産手続きは終了(免責決定を含む)いたしました。

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