日常生活におけるトラブル

2016/08/26 日常生活におけるトラブル

家族間での贈与

 相談内容は、妹から現金を贈与するから貰ってほしいと頼まれ、最初はそんなお金は受け取れないと断っていたものの、どうしても受け取ってほしいという妹に押し切られる形で贈与を受けたところ、数年後、散在してお金を失った妹から、あれは「貸金だった」として返金を求められ困っているというものでした。

 依頼者の方は、当事務所に御相談に来られるまでに既に3回弁護士を変更しておられたのですが、その理由としてはどの弁護士も最初だけは「大丈夫、払う必要はありません」と言っていたにもかかわらず、その後はお金を支払う形での和解を勧めてきて、騙され続けたと仰っていました。

 当事務所が担当させて頂いてからは、贈与であることを示す証拠集めに奔走し、結果的に妹側の請求は全面的に棄却されました。

 相談から解決までには、1年以上要した事案でした。

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